あんまり面白くないプレイボーイ

５号機のプレイボーイという台は『パチスロの本来の面白さ』がコンセプトでした。でもあんまり面白くなかった。ボクなんかチャンス目からバトルする台が打ちたい。

と書いて終われたらどれだけ楽か。そういうわけにはいきません。だってそんな直接的に言っちゃダメだからね。『相性が悪かった』と口をにごして言わないと。その辺りをもう少し詳しく書いてみようと思います。

余計な演出を排除して当たりやすいボーナス確率。ＲＴもなく出玉はボーナスで増やす。スベリもアツく出目にこだわった逸品です。

それが完全告知で台無しです。ただのジャグラーだった。まぁ完全告知はいいです。リーチ目が出た後に光るしね。あとブドウだけ子役重複があってそこそこ当る。

プレイボーイは話題の機種でした。液晶もついてない。ボーナスが当たりやすい。子役重複も控えめ。１０年前を知っている人にとってはメチャクチャ面白そうです。

人気もありました。一部にバカウケです。若者も打ってみると面白いって多少は言い出す人もいます。これが本来のパチスロです。

私も結構打ちました。駅前の大きなパチ屋に入りました。稼動もいいです。面白くて勝てそうな５号機がやっと出ました。

これが全然出ません。箱を使っている人もほとんど見たことないです。稼動はいいのに。５０％はあったよ。それで一人も出てない。一回も勝ってないです。エヴァのほうが当る。

そして全然面白くないし。リーチ目なんかない。いつもの出目でピキーンてなる。スベってもブドウだし。ブドウ重複じゃなくてブドウハズレが見たい。

大体名前がよくない。名前がエロいわ。そしてエロくないし。液晶で水着のネーちゃんを出せ。チャンス目で連続演出で脱いだらボーナスにしろ。

さて。プレイボーイ面白くない。というところまで理解できました。ですがそれはやっぱり言いすぎです。ごめんなさい。当たらないから分からなかっただけです。だって人気があったからね。みんな出てないのに人気だった。

とにかく『パチスロの本来の面白さ』は分かりませんでした。でも分かったことがあります。それは・・・ズバリ『パチ屋の本来の設定』です。

どうやら感覚が麻痺していたようです。まず。私がパチスロを始めた時期は、７枚交換のノーマル機が主流だったんですよ。

そして７枚は設定３がベースで設定１や設定５がたまに入っている感じです。そして等価は設定１がベースで設定２，３がたまに入っている感じです。

そしてＡＴ機やＳＴ機が流行り出して７枚交換が消えていきました。等価主流になりました。でも設定は変わっていなかったのです。等価は設定１がベースで設定２，３がたまに入っている感じのままだったのです。

割は変わっていないので当然です。でも低設定で爆発するストック機にだまされました。本来の設定配分の出玉はプレイボーイ並だったのです。

つまりウソではなかったのです。プレイボーイはパチスロ本来の面白さを教えてくれました。本来の等価のノーマル機は面白くないです。

今回はこの言葉を教訓にしようと思います。これホント私は何回も言いますよ。７枚交換復活して欲しい。設定３がベースになりますよ。打ちたくないですか設定３。７枚交換なら毎日打てますよ設定３が。

これはやはり住み分けが鍵だと思います。等価はＡＴ機しか置かないようにして大勝ちしたい人が通うようにする。７枚はノーマル機しか置かないようにして遊びたい人が通う。

何でも屋さんってビジネスではあんまりよくないんですよ。いろんな機種があるパチ屋はガラガラのシマが出来てその分他の機種で割を食います。コンセプトを決めた特化型パチ屋が伸びると思います。

つまりそういうことです。これが今回私が言いたかったことです。それではもう一度格言ぽく言ってみましょう。

特化型が伸びます

どうですか。特化したらパチスロで勝てそうになって来ましたか。その調子で頑張りましょう。勝てる台を一機種決めて立ち回る方法もあります。自分にあった立ち回りをしましょう。