パチンコ店長は雇われ店長
パチンコ屋の店長は雇われ店長
パチンコ屋の店長は基本的に雇われ店長です。ただのしがないサラリーマンです。今の時代パチンコ屋はチェーン店ばっかりです。 これ大事です。知らないと負けます。覚えておきましょう。
と書いて終われたらどれだけ楽か。そういうわけにはいきません。だってほっといて欲しいからね。 俺だっていつか自分の店を持ちたいと思っているんだ。でもそれには金が要る。その辺のベンチャー企業と一緒にすんな。その辺りをもう少し詳しく書いてみようと思います。
個人経営は厳しい
パチンコ屋の個人経営は現在ほぼ無理な時代です。まず台が高い。今は一台50万円ぐらいですかね。昔は20万ぐらいでした。 液晶がついてから高くなりました。5号機になってまた高くなりました。
それから新台入れ替えが多過ぎる。昔は半年に一回ぐらいでした。今は月に一回です。それくらいしないと客が飛びます。みんなとりあえず新台に群がるので。
チェーン店でパワーがないと回りません。大量入れ替えで安くしてもらったり。旧台の使いまわしで新台入れ替えを装ったり。 新台入れ替えの期間中は別の店を締めて回収したり。
たくさん儲ける意味が無い
それで個人経営のお店は厳しいと。永遠にオール1でも厳しいと。生き残っている個人経営のお店は行かないほうがいいかも。 そんな話じゃありません。むしろ生きているのには理由がある。逆に熱いかも。
ではなくて、店長がサラリーマンという話です。お給料をもらっています。毎月同じ額をもらっています。昇給は年功序列で一定の割合で増えます。
つまり頑張る必要がありません。出来るだけたくさん客から回収して大もうけをする必要がありません。大もうけをしても給料が上がらないから。
ノルマ分だけ回収
店長の仕事はノルマ制です。月に1000万円回収しなさいとオーナーから指示されています。それ以上稼ぐ必要はありません。 むしろ回収しすぎると客が飛びます。ノルマピッタリが優秀な店長です。オーナーがちゃんと妥当なノルマを計算済みです。
抜きすぎたら還元
だからノルマを越えたら還元してきます。ちょっと締めると客が飛ぶからね。人は自分に都合が悪いことはすぐに騒ぎ立てます。 あの店出なくなったなぁ・・・とすぐ評判が悪くなります。だから抜きすぎた分は出してアピールしないと。
でも抜きすぎる店長はヘタクソです。上手な店長は毎日同じ額を少ない誤差で回収してきます。ちょっとでも不信感が出ると後を引くからね。
よく聞くパターン
最後にノルマ回収のよく聞くパターンを書いて終わります。 月の最初の一週間に一気に締めてノルマの半分を回収して、それから給料日までゆるく回収して、給料日後に一気に残りを回収。よく聞くパターンです。でもお店によるので過信しないように。
つまりそういうことです。これが今回私が言いたかったことです。それではもう一度格言ぽく言ってみましょう。
人は自分に都合が悪いことはすぐに騒ぎ立てる
どうですか。都合が悪いことを騒ぎ立てたらパチスロで勝てそうになって来ましたか。その調子で頑張りましょう。 でもとにかく出来るだけ回収しろと指示されているパチ屋もあります。いつもガラガラなのに駅前にどんどん新店舗が出来るチェーンとか。
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