千円札がヒュッと消えたネオプラネットXX
千円札がヒュッと消えたネオプラネットXX
4号機のネオプラネットXXという台を打とうとして、コインサンドにお金を入れようとしたところ、千円札がヒュッと消えました。 コインサンドが飲み込んだわけではありません。下にも落ちていません。台の隙間にも入りません。実際に起きた怪奇現象です。
と書いて終われたらどれだけ楽か。そういうわけにはいきません。 だって怖い話だからね。マジなんなの。ヤメてよ急に。 その辺りをもう少し詳しく書いてみようと思います。
ネオプラネットXX 2002年7月 山佐 4号機 A-ST

設定 | BIG | REG | 機械割 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | 1/307.3 | 1/407.1 | 97.9 | ||
2 | 1/294.2 | 1/388.3 | 101.5 | ||
3 | 1/277.8 | 1/365.0 | 105.4 | ||
4 | 1/261.2 | 1/341.6 | 108.9 | ||
5 | 1/245.0 | 1/314.3 | 112.8 | ||
6 | 1/192.7 | 1/225.9 | 119.9 |
3号機のスーパープラネットがストック機で復活。といっても仕様が違う別の台だけど。復活したのは土星ぐらいです。 おっさんには懐かしくて若者には新しい。これは人気が出るに違いない。
ちなみにスーパープラネットは3号機時代には珍しい大量リーチ目で人気が出た台です。 その頃は『ボーナス一直線で入ってる。それしかない。』みたいな台が多かったのにスープラはいろんな組み合わせで入ってる。
ストック切れが起きないストック機。これでようやくハイエナ以外でサイレントストック機が打てるようになった。これからこの仕様の台が流行り出します。 やはりパチスロって進化していくものですね。
ストックを利用して連荘モードとハマリモードを繰り返し、意図的に波を作っている台。 でもハマリモードのボーナス確率が1/200ぐらいで、ずっとハマリモードでも5連ぐらい余裕。出方はノーマルに近い。見た目はノーマル。
おそらく業界初の超天国モードがありまして、連荘モードが90%ループかな? 平均2500枚とか。通称『ビッグバンモード』。しばらくは他の機種の超天国モードも『ビッグバンみたいなやつ』と言われていた。
あと『エルビジョン』という新技術が搭載されていて。リールの版面ガラスに映像が出る。おそらく業界初の全面スクリーン。 5号機では主流になるけどここではまだ流行らない。やってたのは山佐だけ。邪魔だしね。だってせっかくアツい演出なのにリーチ目が見えないもん。
ゲーム性はキンパル。5ゲーム前兆がメイン。それで演出頻度が選べる。 ハイモードは通常時に演出が出まくって、逆に演出が出ないほうが前兆になる。ローモードは演出が全然でなくて2連でアツい。ミドルはキンパル。
あとチェリー解除も業界初かもしれない。1/100のチェリーの1/6でモード関係なくボーナス放出。当選したらリーチ目が出る。なのでチェリー予告がアツい。 ボーナス後120ゲームぐらいでチェリー解除すると嬉しい。ハマリモードを回避したかも。
人気が出そうで出ない
ネオプラネットは都会で打ちました。引越し前です。いやでも引越し後も打ちました。まぁそんなのどうでもいいです。
好きな人多いと思います。でも人気が出そうで出ない。寿命は短いです。やはりノーマルっぽいのはダメです。みんな万枚が出ればいいみたい。でも万枚出る台もほとんど寿命短かったけどね。
私も結構好きです。3つのモードで5回ずつは打ちました。そして最後はローモードで落ち着きました。やはり定期的に煽るだけの演出は好みじゃないです。
勝てる気しない
それでね。なんかね。どうもね。勝てる気がしないんですよね。 なんでだろう。設定が読みにくいからかな。
ハマリモードでも運よく連荘するし。低設定でも運よく連荘モードをループするし。 高設定でも運悪くハマりモードをループするし。ボーナス回数が多い台が空いていてもビッグバンを引いただけかもしれないし。
『調子よく当っているから高設定だ!』と素直に思えません。ずっと疑心暗鬼です。 ノーマル台の設定を読めなくしたような台でした。客が粘りたくなる要素を排除したような台でした。
消えた千円札
ある日の出来事です。それは私がまだ都会にいた頃の話です。その日私は繁華街にいました。会社の帰りです。夜7時ごろです。 突如何かに呼ばれた気がして、私は駅前のパチ屋に吸い込まれていきました。
実はこの時点で不思議なことが起こっています。ここで気づくべきでした。私は会社が終わってパチ屋に行くことが滅多にないのです。 なぜこの日に限ってパチ屋に入ってしまったのでしょうか。答えはありません。でもこれだけは言っておきたい。怪奇現象は起こる前から何かが少しおかしいのです。
パチ屋に入店した私は迷わずネオプラに直行しました。この時間からAT機を打つわけにはいきません。 意外と冷静です。数々の修羅場を潜り抜けてきた経験が生きています。
ただし。直行したからといってすぐに台の確保はしません。一応お店の全体は見ます。だってハイエナが出来るかもしれませんし。 『ネオプラ空いてるかな?』と。なんとなく最初に向かっただけです。
つまりネオプラ直行は冷静ではなかったのです。むしろどうかしているのです。結局お店の全体を見るなら入り口からグルッと回ったほうが効率的です。 判断が間違っています。この時点ですでに悪霊に取り付かれていたのかもしれません。
そして私はネオプラに座りました。ガラガラで余裕です。特に設定が高そうな台もありません。 選んだ台はおそらく天井が遠い台だと思われます、なぜならちょっとだけ運勝負するつもりだったから。天井が見えてやめられなくなることを恐れた台選びです。
財布から千円札をとりだしてコインサンドに入れました。メダルが50枚出てきます。すぐ使い切りました。さすがに千円ではそうそう当たりません。 そして3枚目をコインサンドに近づけたときです。手に持っていた千円札が消えました。
投入口に入ったわけではありません。手から滑り落ちたわけでもありません。しっかり持っていた千円札が消えました。まばたきしたら消えた感じです。 すぐに回りを確認しました。下にも落ちていません。お札が入りそうな隙間もありません。
しばらくキョロキョロしていると店員さんがやってきました。お札が消えた旨を伝えると一緒に探してくれました。 でもお札が隠れる隙間もありません。探しようがありません。カバンにもポケットにも入っていません。
店員さんにも悪いです。ついに諦める事にしました。そのまますぐにパチ屋を出ました。その後このパチ屋には2度と行っていません。 以上です。結局真相は謎のままです。実話なので気の利いたオチもありません。本当の怪奇現象ってこんなもんです。
実話なので気の利いたオチもありません
今回はこの言葉を教訓にしようと思います。世の中のよく出来た話ってほぼ作り話です。実話に脚色をしています。 途中から『・・・こうなったほうが面白いな』と思いついた展開に摩り替えています。
私もよくやります。100%本当の話は多分ありません。多くても実話率90%です。 ヒドい場合は『3つの話から組み合わせた作り話。』みたいなこともやっています。
今回の話でいうと『ネオプラ直行』のくだりが嘘です。ホントはそこまで覚えていません。覚えていることだけを書くと話がすぐ終わるので足しました。
とにかく。パチスロ日記等を読んで『面白い。』『なるほどね。』『そんなことあるのか。』と思ったらそれはほぼ作り話です。 現に今回の信じられない怪奇現象には『ネオプラ直行』という嘘が混ざっていました。
逆に『つまんない。』『全然役に立たない。』『それくらいありえるだろ。』と思ったら100%実話の可能性が高いです。 つまり『役に立たない記事ほど役に立つ。なぜなら実話だから。』 これが今回私が提唱する説です。
つまりそういうことです。これが今回私が言いたかったことです。それではもう一度格言ぽく言ってみましょう。
役に立たない記事ほど役に立つ。
どうですか。役に立たない記事を読んだらパチスロで勝てそうになって来ましたか。その調子で頑張りましょう。 俗に言う『賢者は愚者に学び、愚者は賢者に学ばず。』というやつです。役に立たない記事から何かを得られるような賢い人を目指しましょう。
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