ベルが揃いまくるよベルラッシュ
ベルが揃いまくるよベルラッシュ
4号機のベルラッシュという台は大当たりするとベルが揃いまくります。
と書いて終われたらどれだけ楽か。そういうわけにはいきません。 だってそんな気がするからね。読んで字のごとくです。 その辺りをもう少し詳しく書いてみようと思います。
ベルラッシュR 2003年10月 ベルコ 4号機 ST
設定 | BIG | REG | 機械割 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | - | - | 95.0 | ||
2 | - | - | 97.5 | ||
3 | - | - | 100.0 | ||
4 | - | - | 102.5 | ||
5 | - | - | 105.0 | ||
6 | - | - | 108.0 |
7もバーもなくデジタルがゾロ目になったらベルラッシュ。順押しでずっとベルが揃う。ATでもなく集中でもなくリプレイも揃わない。斬新なシステムです。 おそらく出玉スピードだけなら歴代NO1だと思う。でも出玉の量は4.5号機仕様でたいしたことない。
そのからくりはREGの1ゲーム連です。まず大ベル揃いでベルラッシュ開始。REGもベルでJACもべル。JACは4回。だからREG一回で15枚役のベルが5回揃う。 そのREGが一ゲーム連する。平均4発ぐらい。たまに10発ぐらい出る。15連ぐらいはしたことある。
見た目はずっとベルが揃う。でも1ゲーム連の合間にリプレイが揃う事もある。 あと大ベルの1ゲーム連もする。100ゲーム以内の引き戻しゾーンもある。これだけ見ると凄い出そうだけど一撃1000枚すらほとんどない。
解析が出てないのでそれくらいしか分からない。あと、もしかしたら『バケだけのストック機』が業界初かもしれない。どうだろ。それまで見たことない。北斗はこの後すぐ。
全然出ない
ベルラッシュは近所のパチ屋に入りました。そして人気も結構ありました、じじいがよく打っていました。若者は打ちません。やっぱ人気なかったかも。
というか。なんか辛いです。まとまった出玉が全然出ません。勝ち逃げが出来ない台です。長時間打つと飲まれるし。 天井も低くてよく当るんですけど。ジジイも天井を覚えてきている。
でももともと1号機が天井の時代だったので。むしろジジイのほうが天井に詳しいのかもしれない。 だからジジイはジャグラーやニューパルを波で打ちます。ジジイは設定をあまり気にしていません。
近所に入ればこっちのもん
それで私も結構打ちました。だって近所に入ったからね。近所に入ってしまえばこっちのもんです。もともとベルコの台は嫌いじゃないし。 こちとらデジスロから打っています。『ピューン。ピンピンピーン!』ですよ。
シンプルなデジタルが昔のパチンコみたいです。当時のパチンコを打つよりは面白いです。長いスーパーリーチよりはマシです。 ガセ前兆を繰り返してそのうち当るパチスロを打つよりは面白いです。
まぁウザい懐古主義です。嫌いにならないで。そらだってやっぱ懐かしさは面白さの一つですよ。分かって欲しいこの気持ち。
懐かしいものは面白い
出ました。また格言が。そしてビジネスチャンス。ホントにパチスロは経営学の教科書ですね。 さて。『新しいもの』と『懐かしいもの』。これははたしてどっちが売れるのか。少し考察してみましょう。
新しいものは誰も知らない
まず『新しいもの』。これは当ればデカいけどギャンブルです。まず世間が新しいものの面白さを知りません。最初は冒険をしてもらわないといけません。 ですがそんなお金を自分が率先して払いたくないです。誰かの口コミを先に聞きたい。最初か一番ネックです。
面白くても知らなきゃ買えません。宣伝が大変です。『○○みたいなもの』という例えもなければ全然見当もつきません。 さらに玄人向けの複雑な面白さだったらまた大変。いったいいつ世間に浸透するんだろう。
ハッキリ言ってここに手を出すのは超ムズいです。『新しいものを作らないと売れないだろ!』みたいなこと言ってるのを聞くとこっちが恥ずかしくなります。 せめて『歴史に名を残したいので難しいけど新しいことがやりたい!』と言わないとね。
懐かしいものはみんな知っている
そして『懐かしいもの』。これは最初が簡単です。だってもうみんな知っているので。あんまり宣伝しなくていいです。 とりあえず知っている人がお試しします。面白ければ口コミも簡単に広がります。
でも当るかどうかはやっぱりギャンブルです。なるだけ忠実に再現するべきか。多少リメイクするべきか。どっちもどっちです。 どう作っても全員には支持されません。
あと製作者も面白くないしね。思いっきり売れるための作業をしています。湧き出るアイデアが全然活かせない。 こんなはずじゃなかった。俺は新しいパチスロが作りたかったのに。
俺は新しいパチスロが作りたかった
今回はこの言葉を教訓にしようと思います。これさ。思い切って全メーカーがやってくれないかな。市場を気にしないで作りたいものを作る。みたいな。 だってホントは開発者はAT機を作りたくないでしょ。開発者は強チャンス目で上乗せ特化ゾーンなんて面白いと思ってないでしょ。
まぁ出来ないですよ。売れなきゃ会社がつぶれちゃうので。一番優先で作るのは『パチ屋が儲かる台』です。 パチスロを買うのはスロッターじゃありません。
そんなメーカーさんに朗報です。私が打開策を考えました。 それは・・・ズバリ『コンテスト』です。若手の意欲作を審査する大会を開けばいいと思います。
メーカーから選ばれた代表チームが毎年一台売れるかどうかは関係なくパチスロを作り、イベントを開いて客に打たせてアンケート審査をするのです。 期間中はネットでも遊べます。田舎にいても大丈夫。金賞はもちろん販売されます。素人が作っても販売されます。
これで『新しいもの』もしくは『懐かしいもの』をみんなが打てます。あと問題は主催者ですが。どっかのIT企業がやればオッケーです。 みんな企画書を持って上司に相談してみて。
つまりそういうことです。これが今回私が言いたかったことです。それではもう一度格言ぽく言ってみましょう。
企画書を持って上司に相談する
どうですか。企画書を持って上司に相談すればパチスロで勝てそうになって来ましたか。その調子で頑張りましょう。 何の仕事でもアイデアを口で説明しただけじゃ伝わりません。思いついたらまず企画書を作るクセをつけましょう。最初は走り書きのメモでいいので。
- 前回・キングキャメル
- ここ・ベルラッシュ
- 次回・ビーストサップ