クランキーコンドルはゲームでよく打ちました
クランキーコンドルはゲームでよく打ちました
4号機のクランキーコンドルという台はプレステのゲームでよく遊びました。 なので私はフリー打ちでもいろんなリーチ目を知っています。変則押しも多少リーチ目が分かります。
と書いて終われたらどれだけ楽か。そういうわけにはいきません。 だってゲームなら損してもいいからね。完全攻略で設定1が103%なんてゲームには関係ないです。 その辺りをもう少し詳しく書いてみようと思います。
クランキーコンドル 1995年9月 ユニバーサル 4号機
設定 | BIG | REG | 機械割 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | 1/277 | 1/482 | 103.1 | ||
2 | 1/264 | 1/443 | 106.1 | ||
3 | 1/256 | 1/410 | 108.1 | ||
4 | 1/241 | 1/390 | 112.1 | ||
5 | 1/241 | 1/381 | 112.4 | ||
6 | 1/241 | 1/381 | 115.0 |
元祖目押しで勝てる台。設定なんか関係なく等価で一日打てば15000円稼げます。しかもボーナス確率が高いので収束しやすい。 バイトするよりパチスロの方が自給が高いです。あの頃バイトしてた学生さんってバカみたい。
ちなみに『完全攻略で設定1が103%』と言われていますが『フリー打ちでは設定6が103%』ぐらいです。 それで発売当初は目押しをちゃんとする人が少なかったので、逆に超辛い台の認識でした。パチ屋には高設定がゴロゴロあります。
私がパチスロを始めた97年頃でも目押しをしない人は結構いました。半分以上の客がフリー打ちをしてる店がたくさんありました。 繁華街や大学の近くのパチ屋の客は9割目押しをしています。
そして技術介入機でパチスロを覚えた私の世代がおっさんになった今の時代はみんな目押しするのが当たり前です。 5号機のビッグ中の枚数調整をしてない人なんかいません。
でもそんなことはどうでもいいです。それで目押しで差がつく理由は『子役回収』と『リプレイハズシ』の2大攻略法が『バリ効き』ってことです。 4号機当初からある当たり前の攻略法の効果がメッチャあります。
まず、4号機には子役カウンターがついていまして、本来は多少取りこぼしても損はしません。 でもコンドルはすべての子役を狙わないと取りこぼします。カウンターが追いつきません。なので通常時から全部の子役を取るとそこそこ得します。
そしてビッグ中に15枚役が約1/4で出まくって、リプレイハズシの効果が+60枚ぐらいあります。目押しでビッグ一回1000円以上儲かります。 それまでの機種は+20枚もないです。ニューパルは+5枚です。5号機の枚数調整は+12枚です。
あとユニバの伝統のリーチ目が全部ここにあります。 『上段青テン』『斜めズレテン』『ハサミ子役ダブルテンパイ』『チェスチェ』『ゲチェナ』『リリス』にあといろいろ。 この先のユニバの台は全部コンドルっぽい出目になります。
ちなみに中段リリスが有名ですが。下段リリスもリーチ目です。5号機のハナビも下段リリコは入っています。
それでユニバの台は特殊な制御をしていまして。 『成立ゲームの第一停止リールはハズレと同じ制御になる』『第一停止時に役が揃うラインが決まる』というのがあります。
まず『成立ゲームの第一停止』のヤツですが。要は成立ゲームに一確目が出ません。なので4号機のハナビは成立ゲームに3連ドンちゃんが出ません。 『スイカが滑ってきてスイカorボーナス』もありません。2000年のドンちゃん2からこの制御が消えました。
それから『揃うラインが決まる』のヤツですが。例えば『ビッグが成立しまして、左の上段に7が止まった』とするじゃないですか。 そのときに『今回は上段に揃う』みたいなのが決まります。それで中リール中段に7をビタ押しすると右で7が揃いません。 要は『7を蹴ったのにビッグ』みたいなことが起こります。
この発明でユニバの出目は革新しました。これがコンドルから導入された制御かどうかは知りませんが。 とにかくコンドルは目押しだけじゃないです。結構いろいろ凄い台です。
あと、ビッグをコンドルで揃えたときのファンファーレが『コンドルは飛んでいく』です。 あと、コンドルと同時に出た配列も仕様もほぼ同じ兄弟機の『スーパーモグモグ』という台があります。モグモグのほうが甘いです。
コンドルは結構あった
コンドルは私がスロットを始めたころにはもうありません。発売から3年ぐらい経っています。こんな甘い台が何年も残っているはずがないです。
と言いたいところですが。探せば結構ありました。ニューパルほどじゃありませんが結構残っていました。 汚い7枚の店で何回か見ました。そして見つけたら人気でした。どこもほぼ満席です。
それで私も打ったことはあります。でもなんかね。一言でいうと面倒くさいです。 打っていると働いているみたいです。流れ作業の途中の人をやってるみたいです。
働いているみたい
まず狙わないとベルすらこぼすので毎回全リール同じ個所を狙います。予告もなくいつ出るか分からないスイカを毎回全リール狙います。 それを周りの兄ちゃんが全員黙々とやっています。その光景が怖いです。
実際は多少スイカをこぼす程度なら子役カウンターが仕事をします。左のチェリーだけ狙って右は適当のハサミ打ちでほぼ損しません。 でもこの時代に朝から並んでコンドルを終日打とうと思っている人たちは徹底しています。
さらにマックスベットが付いていないのがまためんどくさいです。毎回ダダダッて一枚ベットのボタンを連打です。 コンビニでバイトやったほうが面白そう。
並ぶのだったら新台を打つ
さて。コンドルよりコンビニのバイトのほうが面白そう。というところまで理解できました。もし設定1しかないホールで打つのならば。 パチスロは店選びと台選びも面白要素です。私はコンビニよりパチスロほうが面白いです。
だから私の出した結論は・・・ズバリ『並ぶのだったら新台を打つ』です。コンドルは並んで打ちたい台じゃないです。 もうこの時代は予告音とマックスベットがついている技術介入機が続々登場しています。
さらに後継機のクランキーコンテストも出ていました。コンテストのほうが高設定だらけです。マックスベットもついてるし。 という感じです。コンドルは記念に一回打っただけです。コンテストはたくさん打ちました。
ゲームで打った
それでプレステのゲームでコンドルがあったんですよ。友達から借りました。 厳密にいうと何も言っていないのに友達が私の家に持ってきて置いて帰りました。だからゲームならやったことがあります。
そのゲームに3機種ぐらい入っていたんですけど。コンドルしかやっていないので覚えていないです。 そういえば。よく言われていることですが。パチスロのゲームは値下がりしません。
ドラクエとか定価5000円が一年後に1000円になったりしますけど。パチスロのゲームはいくら待ってもほぼ定価のままです。 なので資産として集めるのもいいかもしれません。困ったときに売ると結構な金額になります。
資産として集める
今回はこの言葉を教訓にしようと思います。銀製品や宝石などは値下がりしません。洋服やハンドバックは一回使えば暴落します。 さらにお金も暴落します。50年前の物価は1/10です。60年代の100万円は2010年代の1000万円です。
当時に100万円使っていたら1000万円分の買い物ができたのに。貯金していたら100万円まで価値が下がっています。 100万円で宝石を買っていたら50年後に売ると1000万円です。
だから高いものを買うときは値下がりにも気を付けるといいかもしれません。ユニクロの服にダイヤのネックレスが最強だと思います。 そういうお金の価値を教えてくれた台でしたよ。クランキーコンドルってヤツはね。
つまりそういうことです。これが今回私が言いたかったことです。それではもう一度格言ぽく言ってみましょう。
ユニクロの服にダイヤのネックレスが最強
どうですか。ユニクロの服にダイヤのネックレスならパチスロで勝てそうになって来ましたか。その調子で頑張りましょう。 近所のパチ屋に行くだけだとしてもオシャレはしたほうがいいと思います。
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