ドギージャムを打っていたら店員さんがずっとこっちを見てる

４号機のドギージャムという台をある日打っていたらずっと視線を感じました。そして振り向くと店員さんと必ず目が合います。同じ人です。この台を打ちたいのかな。

と書いて終われたらどれだけ楽か。そういうわけにはいきません。だって自意識過剰だからね。でもそれ以外に思い出がないです。その辺りをもう少し詳しく書いてみようと思います。

みんな大好きドギージャム。かどうかは分かりませんがファンが多い台です。マニア向けです。と言いたいところですがあんまり知りません。多分私はビッグを一回も引いていません。

でもそんなことはどうでもいいです。仕様は超技術介入ノーマルＡタイプ。リプレイハズシも子役狙いも効きます。と言いたいところですが知りません。でもなんか子役ゲームで１５役がよく落ちてた気がする。＋５０枚ぐらい増えそう。

あとは当たってないのでリーチ目も覚えてない。配列も覚えてない。

ドギージャムは私が存在を知った頃にはもうありません。でも探せばどっかにあります。ファンが多い台なのでしばらく残す店もあったことでしょう。

それで私は一回だけ打ったことがあります。あれは９９年ぐらいの話です。その頃私は暇なときに定期的にパチ屋探しをしていました。

ドギージャムを見つけたのはいわゆる下町です。古い家や老舗のお店がいっぱいあるところです。金持ちもいそうだし底辺の人もいそうです。これは穴場のパチ屋があるに違いない。

それでいろいろパチ屋を物色していたところ。最初に足が止まったのがちっちゃいパチ屋です。個人営業のガラガラの汚いパチ屋です。ここで打つことにしました。

なぜならドギージャムがあったから。面白そうです。というか名前だけなら知っている台です。そしてエレコは一番好きなメーカーです。５号機でいうところのアクロス的な存在です。なので絶対面白いです。

今日はこの打ったことがない台でリーチ目探しがしたいです。この時期の私なら自分でハズシポイントも探せます。知らない台でも余裕です。

さて。知らない台でも余裕です。というところまで理解できました。しかしその考えは甘かった。痛感する出来事が起こります。それはなんと。店員さんがずっとこっちを見ています。

打っていると後ろに人の気配がします。ガラガラの店なのですぐ分かります。メダルを借りるついでにチラッと見ると店員さんと目が合います。超怖いです。

なので退散しました。一万円ぐらい使ってノーボーナスでヤメです。という話ですよ今回は。これぐらいしか書くことがない。

今考えると店員さんは暇だったんだと思います。私を見ていたのではなくて私の台を見ていたんじゃないでしょうか。他にやることがないので。

そういえば昔は店員さんに『それ入ってますよ』とか結構言われていました。『そのリプレイが外れたら入ってますよ』と言われたこともあります。そしてそれを言われるのはちっちゃい店だけでした。

なので暇な店員さんは結構客の台を見ています。視線を感じたらちょっと体をずらして見せてあげましょう。アツい演出もキャンセルしないで見せてあげましょう。

今回はこの言葉を教訓にしようと思います。なんかさ。液晶の連続演出ってさ。絶対キャンセルされるじゃないの。どうせ滅多に当たらないし。どうせボーナス確定が出ないと揃わないし。

でもさ。若者は液晶がないと打つ気がしないわけですよ。絶対キャンセルするのに連続演出が必要なわけですよ。パチスロ七不思議のひとつです。

キャンセルされると分かっている演出を作らされるメーカーも大変ですよ。開発費がかかっているからね。液晶がなければもっと安く作れるのに。でも液晶がないと売れない。でもキャンセルされる。この世界は何かがおかしいです。

まぁそういうことを教えてくれた台でしたよ。ドギージャムってヤツはね。

つまりそういうことです。これが今回私が言いたかったことです。それではもう一度格言ぽく言ってみましょう。

この世界は何かがおかしい

どうですか。世界の異変に気づいたらパチスロで勝てそうになって来ましたか。その調子で頑張りましょう。異変に気付く人が世界を変える人です。私の声が聞こえているならあなたが勇者です。さぁ今から旅立つのです。次の冒険があなたを待っている。