イプシロンＲを打っていたら子供が店内をウロウロしていた

４号機のイプシロンＲという台を近所のパチ屋で打っていたら、子供が店内をウロウロしていました。未成年はパチンコ屋さんに入っちゃダメなのに。おかしいね。

と書いて終われたらどれだけ楽か。そういうわけにはいきません。だって入店ぐらいはいいからね。打ったらダメです。トイレを借りに来たのかもしれないし。その辺りをもう少し詳しく書いてみようと思います。

山佐が初めて技術介入機を作った。とかいうやつです。リプレイはずしが＋５０枚。通常時の子役狙いが＋５ゲーム。『やるからには本気出すよ』って感じです。実は設定１で１０３％ぐらいあります。甘すぎたのかもしれない。すぐ消えた。

告知が入るとボーンとなって隣の人もビビリます。タイミングがランダムで、手を止めているときの時間差ボーンが来ると分かっていてもビビリます。でもこの台すぐ消えたのであんまり覚えていない。無限大がアツかった気がする。

イプシロンは近所の等価のお店に入ったので、学校帰りの夕方から打つときなどに打っていました。当時等価は設定１しかないと思い込んでいましたので、朝から等価の店に行くことはありません。

この店の一番の新台なのにガラガラでした。嘘です。いつ行っても半分ぐらい埋まっている感じです。どの台もどうせ設定１なので空いてりゃどこでも良かったです。でも目押しが出来ないおっさんばっかり打っていたので意外と高設定もあったかもしれない。

と思ったので、ある日朝から打ってみることにしました。日曜日に予定も無く暇だったので。だからやっぱ嘘です。暇だから朝から打ちに行きました。

ホントに高設定かは知りませんが。座った台が朝から調子よく出ました。最終的に４０００枚ぐらい出た。なにげにそれまでの最高勝ち額です。いつも通っているお店は７枚だし。スロ暦もまだ浅い頃だし。

目押しも下手だったしね。イプシロンは２コマはずしだけど一日打つと結構ミスってた。２コマ目押しが８０％ぐらいのレベルだったと思う。保険ではずすのでそれで十分です。ビタ押しが出来るようになるのはもうちょい後。

その日にさ。１０歳いってないぐらいの男の子が話しかけて来たわけですよ。『ボーンする？いつボーンする？』と聞いてくるわけですよ。どうやらコイツ。イプシロンのボーンを見に来ているな。

シマで一番出ていた私の台が目をつけられました。早くボーンが見たくて催促されています。そんなの俺だって早くボーンして欲しいさ。二人の願いは一致していました。

目指すものが同じ二人が集うときが来たのです。力を合わせれば出来ないことはないさ。人類はそうやって文明を発展させてきたのだ。少年をひざの上に乗せ。レバーとボタンで役割分担です。我々は一つの台を二人で打つことにしました。

人類初かもしれない。秘技・忍法二人打ち。修行などしたことはありません。なのに気付けば体が勝手に動いていました。はたして俺達に出来るのだろうか。歴史が動いた瞬間です。

しばらく打っていましたがなかなかボーンしません。『ねぇ、いつボーンするの？』と私に聞かれても困る。レバーを叩いているのはお前だ。自分の失敗を人のせいにするな。親に会ったら説教してやる。子供をパチ屋に来させるなと。

すると遠くの台がボーンしました。子供はそっちを見に行きました。合体技は失敗したのです。裏切りという最悪の結末で。

今回はこの言葉を教訓にしようと思います。初めての試みで失敗するのはしょうがないです。ですが裏切りで終わるってこんな悲惨なことはない。最後までみんなが精一杯やって失敗するならしょうがないのです。

相手は未成年のクセにパチ屋に来るようなクズだったのに。子供だと思って油断しました。誰とでも協力すればいいというものではない。クズは裏切ります。残された者は余計な損失を負うのです。見極めなければならない。イプシロンＲが私に聞かせたかった言葉はボーンなんかじゃなかったのです。

つまりそういうことです。これが今回私が言いたかったことです。それではもう一度格言ぽく言ってみましょう。

クズは裏切る。

どうですか。クズを見極めたらパチスロで勝てそうになって来ましたか。その調子で頑張りましょう。とにかく約束を破る人は要注意です。朝から一緒に並ぶ約束をしたのに平気ですっぽかすとかね。いつかお金を借りて逃げそう。