裏モノも当たれば面白いチェリーキューブ

４号機のチェリーキューブという台は私が唯一まともに打った裏モノです。裏モノを打ったのはこれが最後です。このあと２年もすればノーマル台が裏モノみたいになります。

と書いて終われたらどれだけ楽か。そういうわけにはいきません。だってホントは他にも打ってるからね。エイトマンを３０００円ぐらい打っています。その辺りをもう少し詳しく書いてみようと思います。

私が打ったのはチェリー前兆バージョン。通常時１/１００ぐらいのチェリーが前兆に入ると頻繁に出るようになり予告音が鳴ったら当たり。リーチ目覚える必要ない。１００ゲームに一回チャンスが来る感じ。チェリー２回はよくガセる。当たるまでにチェリーが５，６回出る。

子役カットはチェリーの分ぐらいで裏モノにしてはよく回る。ビッグ中の子役カットもしていない。ハズシも効く。大はまりも万枚も見たことない。マイルドで遊びやすい。

ある日チェリーキューブの裏モノが面白いと友達から情報が入ったので学校帰りに友達４人で打ちに行きました。どうやらチェリーが連続するとボーナスが当たるらしいです。

ノーマルには無い新しいゲーム性で面白そうです。もうすぐこういう台ばっかりになるのにね。めでたいやつらだ。

さっさと結果を言うと面白かったです。意外と早く当たりが来て８連しました。チェリーが出るたびにドキドキできます。一発でリーチ目が出る台とは違った面白さがあります。またそのうち打ちたいと思いました。

でもどうしても不思議なことが一つありまして。それはですね。裏モノを打った場所が思い出せない。その店に３回以上は行ったと思いますが。街の名前も思い出せない。

やはり存在してはいけない裏モノだけあって私の記憶を消そうとしているのか。チェリーキューブのチェリーは前兆ですが、キューブはどうやら迷路だったようです。私と知恵比べをしようなどとは。クククッ。面白い。ネット検索を知らないのか。

だがこの勝負はドロップだ。なぜなら得るものが無いから。チェリーキューブがあった場所など今となっては何の役にも立たない。せいぜい一人でかくれんぼの続きをやっていることだな。フハハハハ。

実はチェリーキューブのノーマル台も打ったことがあったりして。新台を打ったことがあります。裏モノの登場は何ヶ月か後です。でも思い出がほぼ無いです。勝ったかどうかも覚えていない。

おそらく負けでしょうけど。私は負けても面白いと思うことがあんまりないです。そして勝てば何でも面白いです。勝てばまた打ちに行きます。きっと負けたから忘れています。

でもどうしても不思議なことが一つありまして。それはですね。新台を打った場所が思い出せない。一回しか打っていませんし。街の名前も思い出せない。

やはり裏モノと化す運命の台だけあって前世の記憶を消そうとしているのか。チェリーキューブの挑戦状がまた突き出されました。どうしても私と知恵比べをしたいようだな。クククッ。面白い。だがドロップだ。こっちはネット検索で見つかる気がしない。

この時点で私はチェリーキューブとの知恵比べに２敗したことになります。最初は勝てる勝負だったのに。ネット検索で裏モノが置いてあった場所ぐらいすぐ分かるのに。逃げるが勝ちを選んだ結果追いつかれて刺されました。逃げられないこともあるのです。

相手をナメすぎましたね。勝てる勝負だったのに。そしてこれがギャンブルの恐ろしさです。常に何が起こるか分からない。たとえ優位な状況に立っていても慢心すると刺されることがあるのです。

今回はこの言葉を教訓にしようと思います。新台に座ったから勝ちではない。フリーズを引いたから勝ちではない。設定１で１００％越えている台だけ打てば勝ちではない。２コマ目押しだから余裕ではない。

ニートが消えるまで新台は出さない店だってあります。フリーズの出玉は平均以下になるほうが多いです。設定１は設定１の確率では当たりません。２コマ目押しは０.０７秒で難しいです。

常に負ける可能性を考えなければなりません。本当にこの台は出るのか。閉店まで疑い続ける。本当に今日は出る日なのか。閉店まで店長を疑い続ける。今の仕事は安泰なのか。定年まで疑い続ける。旦那は浮気していないのか。死ぬまで疑い続ける。

簡単に信じるな。確定するまで安心するな。チェリーキューブはそれを私に教えるためにチェリー２連でよくガセていたのかもしれません。

つまりそういうことです。これが今回私が言いたかったことです。それではもう一度格言ぽく言ってみましょう。

死ぬまで疑い続ける

どうですか。疑い続けたらパチスロで勝てそうになって来ましたか。その調子で頑張りましょう。でもその道は破滅の道です。信じられるものが多い人生のほうが楽です。覚悟が無いならギャンブルは止めましょう。。