ノリ打ちでサクセションを取ったら友達に怒られた

イベントの日に３人でノリ打ちしまして。開店と同時にバラエティーコーナーにダッシュしまして。その店に一台しかないサクセションを取ったら怒られました。

と書いて終われたらどれだけ楽か。そういうわけにはいきません。だってノリ打ちは真剣にやって欲しいからね。台選びも出来ない台で運勝負しないで欲しい。その辺りをもう少し詳しく書いてみようと思います。

これまでに作ったエレコの台の一部をとって組み合わせた台。ベースはゲッターマウスなのでゲッターマウスを知っていれば初めてでも大体打てる。右リールのオレンジの位置が逆なので久しぶりに打つと戸惑う。確か中段オレンジハズレもリーチ目になったので戸惑う。

ビッグ中にスイカがたくさん取れるけどハズレも多くて獲得枚数のバラつきが凄い。３５０枚と５００枚が交互に来たりする。平均４２０枚ぐらいかな。全然勝てないのでマニアックなことは知らない。

その日は１１時開店のイベントに友達３人で行きました。中心から離れたちょっと遠いお店で気合入れて前のほうに並びました。客つきが良い田舎の店はアツいからね。

何日か前に下見もしたりなんかして。普段行かないお店だから配置が分からないからね。朝から並ぶなら狙い台は決めておかないと。

一人が『ノリ打ちしよう』と言うのでその案に乗りました。３人でノリ打ちするなら高設定を一人つかめばほぼ勝利。勝率にこだわるならノリ打ちも悪くない。とは特に思っていません。私はなんかそういうのどっちでもいいです。別にノリ打ちでもいいです。

開店と同時にみんな狙い台へ向かいます。Ｂ－ＭＡＸやアステカなどの万枚狙える台から埋まっていきます。私はその集団から一人離れてバラエティコーナーへ向かうのでした。なぜならそこにはサクセションがあるから。

この店にサクセションがあることは調査済みです。しかも１台しかない。コレを取るために頑張って前のほうに並んだんだ。その甲斐あってか無事にサクセション確保です。

友達２人はよく覚えていないけどＢ－ＭＡＸとアステカだった気がする。アステカは覚えているけどもう一人が忘れた。とにかく２人もちゃんと狙い台が取れました。今日の勝利は決まったも同然。

打ち始めて３時間ぐらい経ったでしょうか。我々３人はまだ箱も使えない。出てる台はたくさんあるのに。失敗したかもしれない。そのときです。アステカを打っていた友達が『俺もサクセションを打ってみたい。』と言うのでその案に乗りました。

簡単にリーチ目の法則を教えて。ビッグもすぐ引いたのでやり方を教えて。私はアステカを打つことにしました。ですが本格的にアステカがクソ台です。相談の結果。ついに見切りをつけることにしました。

やることがなくなった私は『近所のパチ屋を覗いて来る。』と告げ、長い旅に出たのでした。その街はそこそこ激戦区でパチ屋も５，６件あり、あっちこっちで打ちまくりました。

ハナビの子役高確率を打ったり。ジャグラーのボーナス後即やめ台を打ったり。ハマリ台の跳ね返りを期待したり。気付いたら旅の途中で５万円も使っていたのです。

結果は私がマイナス５万円。多分Ｂ－ＭＡＸの友達がマイナス１万円ぐらい。そしてサクセションが７０００枚も出ていました。我々の勝利です。これが俺たちの力だ。見たかこのやろう。だから一人高設定なら勝つと最初に言ったじゃないか。

すると多分Ｂ－ＭＡＸの友達が『なんでそんなに使ってんだよ！』とメッチャ怒りました。『おとなしく閉店まで待っていればよかったのに！』と。当然です。そのせいで分け前が１万５千円ぐらい減っているのです。

ちなみに私の代わりにサクセションを打った友達は上機嫌でした。たくさん当たって面白かったそうです。

今回はこの言葉を教訓にしようと思います。一番お金を使ったのは私です。一番たくさん出たのは私がとったサクセションです。はたして誰が足を引っ張って誰が貢献したのか。

答えは分かりません。ですが私がその後『ごめんなさい。』と言ったことは事実です。だけど追求してはいけない。誰のせいかは決めてはいけないのだ。だって僕らは仲間なんだから。力を合わせて勝利をもぎ取ったんだ。全員が勝利者なんだ。悪い奴など一人もいない。

サクセションはエレコの台の集大成なのだ。ゲッターマウスの後継機ではないのだ。エレコの台全部の後継機なのだ。サクセションのパネルの右の犬は私にそう訴えていたのかもしれません。

つまりそういうことです。これが今回私が言いたかったことです。それではもう一度格言ぽく言ってみましょう。

全員が勝利者なんだ

どうですか。全員が勝利者ならパチスロで勝てそうになって来ましたか。その調子で頑張りましょう。でもノリ打ちは勝ちやすいです。店選びも台選びもちゃんと相談するなら勝率は上がると思います。