新台初日で客の大半が大負けする獣王 - パチスロ星人の立ち回り必勝攻略法

新台初日で客の大半が大負けする獣王

新台初日で客の大半が大負けする獣王

4号機の獣王という台の新台初日を3回打ちましたけど全部大負けしました。8万ぐらい使って夕方にリタイアです。 私だけではなくて客の8割がたそんな感じです。残りは終日出っ放しが1台と気付いたら突然3箱積んでいる台がいくつかある感じです。

と書いて終われたらどれだけ楽か。そういうわけにはいきません。 だってボッタクリ店で打っただけだからね。きっと。お店が悪い。 その辺りをもう少し詳しく書いてみようと思います。

獣王 2001年1月 サミー 4号機 AT

設定 BIG REG SC 機械割
1 1/439 1/819 1/657 94.5
2 1/439 1/809 1/483 98.5
3 1/439 1/799 1/382 102.5
4 1/439 1/789 1/317 106.5
5 1/439 1/780 1/270 110.5
6 1/348 1/720 1/146 119.9

業界初の爆裂AT機。ここから時代が大きく変わります。でもそれは後々書いていくとして。まずは台の説明から。

通常時に12択の15枚役が常に成立していてAT中に全部教えてくれる。通称サバチャン。1ゲーム+10枚ぐらい。それが10Gと30Gの1:1。 それが一回の当りで複数セット当たる。初当たり一発で2000枚は余裕です。でも連荘振り分けが一番多いのは単発。

設定5でもサバ連の当選確率が1/1000ぐらい。設定1は1/4000ぐらい。それで一番多いのが単発。 設定5でも一日サバ連を引けないなんて余裕です。オール設定4,5でも客の半分は大負けします。

設定6だけ別格で1/240でサバに当たる。けど3連どまり。でも十分凄い。機械割が150%ぐらいある。期待値で万枚越える。頑張って9000G回せば安定して+15000枚はいく。 設定6だけ丸分かりで一台入れたら次の日から行列が出来る。

ビッグ成立ゲームに特定箇所をビタ押しすることで15枚役がとれる。サバを早く消化すると1ゲーム増える。リプレイハズシも効く。 実はバリバリの技術介入機。設定1でも100%越える。もし1/4000を確率どおり引けるのなら。

今までの台とまったく違う

獣王はいろんなホールに導入された人気機種でした。今までの台とまったく違うゲーム性で衝撃でした。まるで裏モノです。

『面白いのか?』と聞かれたら『好みじゃない。』と答えます。進んで打つ気がしない台です。当たりが遠すぎて怖い。

これが人気が出るということはやはりスロッターはギャンブル好き集団でした。どうやらパチスロで一番面白いのは連チャンした瞬間のようです。 私はここにいるべきではないのかもしれない。

誘われて結構打った

獣王は私の好みじゃありませんが友達がみんな好きなのでなんだかんだで誘われて結構打ちました。『新台に一緒に並ぼう』と言われるので打たざるを得ない。 まぁ新台だったら打ちますよ。だってお金大好きだからね。勝てそうなら頑張ります。

でも初日全敗です。やっぱ行かなきゃ良かった。とは言いません。好みじゃないと言いつつも心の奥ではいろんな台を打ちたいです。 打つ理由があるなら普段打たない台もたまには打ちたいです。サバ連引いたらメチャクチャ面白いしね。面白さはちゃんと知っています。

一人で打ったのは天井狙いぐらい

あとは天井が近い台を見つけてしまったら打っていました。ハイエナの始まりでもあります。 でも獣王の天井はたいして美味しくありません。ほぼ単発なので。ホントは天井が近くてもあんまり打ちたくないです。でもしょうがなく打っていました。

『パチ屋で生徒を見つけてしまったなら注意しないわけにはいかない。』って感じです。『俺が見てないところでパチンコ打つなら何も言う気はないけど…』って感じです。 一万円ぐらい使えば200枚ぐらい返ってくる保証があるなら打たないといけない。いつ当たるか分からない台を打つよりは得です。

天井が連荘してブルー

天井は何回か拾いましたが、ほぼ単発の天井が連荘したことがあります。2連すると設定2,3濃厚です。3連すると設定4,5濃厚です。 それが3連しました。じゃあ粘らないといけないじゃないですか。『今日はいくら負けるんだろう・・・』とすぐ思いました。メッチャブルーです。おかしいよね。

だって引ける気がしないもん。設定4でサバ連は1/1600ぐらいだよ。でも高設定をやめるわけにはいかない。こういう台をたくさん打って統計で勝つのがパチスロです。

と思ったら4発目が来ました。全部で7連しました。『ピッタリ3連』なら設定4,5濃厚ですが7連なら何でもないです。ただの全設定共通1/1024です。 これで止められるので安心しました。大負けをを回避して+1000枚ぐらいになりました。これがプロのヒキです。まいったか。

これがプロのヒキです

今回はこの言葉を教訓にしようと思います。やっぱね。『プロのヒキ』というのは存在しますよ。きっと。説明出来ないけど痛感する。 ヒキが強くないとプロにはなれない。

『ハマッた後はちゃんと連荘する』とか。『高設定濃厚の演出が早い段階で出る』とか。『フリーズを引いたら平均以上は出す』とか。 『凄いヒキ』じゃなくて『安定して平均以上のヒキ』がプロには必要です。

逆に『凄いヒキ』の人は破滅するタイプです。パチスロ初打ち万枚出してしまうような人は危険です。 パチスロの勝ち方が分かっていないうちにパチスロ大好きになってしまいます。『また万枚出せばいいや』と思って適当な立ち回りで散財します。

プロに凄いヒキはいらない。平均でいい。獣王の設定1の1/4000を引けるだけでいい。それで機械割が100%越えるので勝てます。 まさにプロ御用達の台ですね獣王って。ボクには無理です。

つまりそういうことです。これが今回私が言いたかったことです。それではもう一度格言ぽく言ってみましょう。

また万枚出せばいいや

どうですか。また万枚出せばいいやと思ったらパチスロで勝てそうになって来ましたか。その調子で頑張りましょう。 万枚出せば20万円ぐらいすぐ取り返せます。もっとガンガンお金を使っちゃいましょう。パチ屋が儲かれば高設定も増えてまた万枚が出やすくなります。好循環です。